「うわああああああああ。」 ひとつ、ふたつ、みっつ・・・。 見る見るうちに、教室の窓と言う窓をニコルの顔が覆った。 「きゃあああああああ。」 「お母さぁん。」 生徒達は江川に助けを求めた。救いを懇願した。