私の名前は『星田幸』って言うんだ♪
今は愛羽小学校って言う学校の入ったばっかりのピカピカ1年生!!
―4月・入学式
私は今日入学式のため、初めて学校に行った。
入学式が始まるので席に付いた時、隣りに座っている茶色の巻き髪ヘアーで足を組んで態度がデカいまるで不良見たいな娘が私に話しかけて来た。「ねぇ、アンタどこカラきたの?」
「えっ……」
あまりにも急なので言葉が詰まってしまった。
「だから、どこカラきたのってば。」
「えっ…私!?」
「いゃ、アンタしかいねぇじゃん!」
「あっそか……あたしは…」
「ププ、アンタ面白いね!友達になろ♪あたしの名前は梅田由香!ユカって呼んで★」
「あっ、うん!あたしの名前は星田幸!」
「いい名前ね♪じゃぁ幸って呼ぶ★これカラよろしく!」
「うん!」
こんな話をしているとあっという間に入学式が終わった。
そして、家に帰って来た途端に友達が出来た事にうれしくて、舞い上がった。
そしてはしゃいでいると眠たくなったので深い眠りに付いた。
そして、次の日―
学校に付くとユカが私を待っていた。
少しうれしくなった。
そしてユカが私に、
「おはよう!」
「おはよ!」
「ついでだし幸、クラス一緒に見に行かない?」「うん♪同じクラスだといいね!」
「まぁね……」
この時、あまり喜ばないユカを見て少し嫌な予感がした。
そしてユカとクラスを確かめに行くと、
A組――さん
A組星田幸さん
A組梅田由香さん
A組――さん
そして同じクラスだと私は確信した瞬間私は喜んでユカに、
「やったぁ!同じクラスだよ!」
と言うと、
「うん…良かったね…」と言った。
明らかに元気が無いユカを見て不安になった私はユカに聞いてみた。
「どうしたの?元気ないよ?」
「そんな事ないし!元気元気!」と苦笑いした。そしてA組に入ると、ユカは他の友達の所へ行って私を鋭い目付きでにらみ、コソコソ何かを話し始める。
私は何かがあると確信した。
すると始めのチャイムが鳴りみんな席に付いた。私とユカは少し離れた。