身体が怠い…
あー、やっぱりか
なぜ怠いのか理由はわかる
となりで寝息を立てている社長
あれだけ眠いと訴えたのにも関わらず
関係なしに私を愛してくれた
ようやく眠れると思いきや
足りない、と2ラウンド、3ラウンドと
ゴングは鳴り響いて
いつのまにか眠っていた私
身体が怠いのは
疲れからではなく、眠いから
社長は優しく労わるように
私を抱いてくれた
それが社長の優しさだ
もう少し寝ていたいと思うが
念のために時計を見る
サーッと血の気が引くのがわかる
『社長っ!起きてくださいっ!』
慌てて起き上がり社長を起こす
んー?と返事があったのを確認すると
私はベットから出てクローゼットを開ける
ワイシャツに靴下に…
それにスーツ
私のスカートにストッキングに…と
着る服を次々に出し始めた

