「澪?眠たい?」
そんな声が頭の上から聞こえた
眠たい…のではなく、寝ていました
『…うん、なんか疲れた』
「だろうね、良かっただろ?先に洗っておいて」
はい、はい
良かったですよ
今は二人でバスタブに浸かっている
ピザを食べた後、疲れすぎた私は
そのまま眠りにつきたかった
「掃除したからね、ちゃんと風呂に入ってからベットに入ろう」
たまに正気なことを言ってくる
わかってますよ?けどね、眠いんです
無理、と言おうとしたら
身体がふらっと軽くなった
いわゆるお姫様だっこだ
あー、このままベットに連れて行ってくれるんだと思ったら、行き先はお風呂
抵抗する暇もなく
あれよあれよと脱がされ
手際よく私を洗い、自分も洗い
そして今に至る
初めて一緒にお風呂に入ったことに
とってもご満悦な社長
そして、かなりスキンシップが激しい

