Savior-社長は救世主-ⅱ



「澪?眠たい?」


そんな声が頭の上から聞こえた
眠たい…のではなく、寝ていました


『…うん、なんか疲れた』


「だろうね、良かっただろ?先に洗っておいて」



はい、はい
良かったですよ


今は二人でバスタブに浸かっている
ピザを食べた後、疲れすぎた私は
そのまま眠りにつきたかった



「掃除したからね、ちゃんと風呂に入ってからベットに入ろう」



たまに正気なことを言ってくる
わかってますよ?けどね、眠いんです

無理、と言おうとしたら
身体がふらっと軽くなった


いわゆるお姫様だっこだ
あー、このままベットに連れて行ってくれるんだと思ったら、行き先はお風呂


抵抗する暇もなく
あれよあれよと脱がされ
手際よく私を洗い、自分も洗い
そして今に至る


初めて一緒にお風呂に入ったことに
とってもご満悦な社長
そして、かなりスキンシップが激しい