久しぶりに帰ってきた
あの日、最後に来た日と同じように
部屋の中は汚かった
『どうして片付けられないんですかっ!食べ終わったら容器は捨てる!脱いだら洗濯機に入れて回せば乾燥もやってくれるんですよ?どうして…』
私が文句を言いながら
ゴミを片付け片手には脱いだらシャツをてにしていたら
だって…と弱い声の社長が
後ろから抱きしめてきた
「澪がいないと何もする気になれない」
耳元で囁かれると
身体に電気が走る
『…ごめんなさい』
それしか言えない
ちゃんと社長と話し合えば良かったのに
私の勘違いで社長や他の人たちにも迷惑をかけてしまった
「澪…このままベットに行きたい」
そう言って首筋にキスを落とした
身体が熱い……けど、
『ダメですって!まず部屋を片付けてご飯にしましょう!簡単なものしか出来ないですけど、私はお腹ぺこぺこです』

