おはよ、とまたいいながら
私の首筋へキスを落とす
ヤバイっと思った時には遅い
既に絢斗の手は私の服の中にいた
『絢斗、だめ。起きてよ、話があるの』
絢斗は私の話なんてお構い無しで
胸の膨らみへと手をかける
「ずっとしていないから、したい」
…そんなこと言われたら
ダメって言えなくなる
一瞬ためらってしまった返事に
絢斗は気にせず、ブラジャーの中へ
手を滑り込ませてきた
あっ…
そう発してしまった私
絢斗は器用に私の服を脱がし始めた
『絢斗、だめ!本当に…話があるの、』
「んー?…いいよ?今聞く」
こんな時に話をする内容じゃない
けど、これを逃したら
話せないかもしれない…
そう思ったら、思った以上に大きな声が出てしまった
『仕事を辞めたいのっ!』

