美麗！遅くなってごめんねー（汗。ううん！全然だよ～！…とでもいうと思った？ｸﾞﾘｸﾞﾘ。痛いよー笑頭ぐりぐりはやめてー笑。もーほんとおそすぎ！。はいはいごめんなさーい笑。もー笑。走るよ！。うん！。
私たちの学校は自転車登校禁止だから走らなきゃ行けないんだよなぁ…。ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ。え？何…。に、にじ…あれみて…。ん？。私がみたその先には、大勢の人に殴られて血だらけの兄さんがいた。わ、わたし…い、いってくる…。虹！だめだよ！やめておきなよ！虹が今行ったら…。じゃあ何！？兄さんをあのままほっとけっていうの！？。そ、そんなつもりは…。兄さんがいじめられている事を知った不安と驚きに押しつぶされそうになった私は思わず美麗に当たってしまった。わ、私が行かなきゃ…。ﾀﾞｯ…。あ…あの…。ｽｯ。ここは俺に任せて。ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ。ﾆｺｯ。え、え…？。あのさー大勢で人いじめるとか…ガキ？。は？なんだお前…喧嘩売ってる？。喧嘩なんか売らないよ笑俺そんなガキじゃねーし。あんだと？もっかい言ってみろ！！…。ﾎﾞｯｺｰﾝ。ガキじゃねーつってんだろ！！！。うわ、やっべ、逃げろ！！。。すいませんでしたー…！！。そして兄さんをいじめてた人たちは帰った。兄さんはその後貧血で倒れてしまったため助けてくれたお兄さんがおんぶしてくれた。
あの…本当に何から何までありがとうございます。いやいや全然！。あの…名前ってお聞きしても…。あ、そうだね！えっと、美東秋って言います！。わ、私は次畑虹です！。連絡先…きいてもいい？。あ、はい！これです。おっけー。…じゃあ…またね。はい！。ﾌﾘﾌﾘ。
あー好きだなぁー、あれ？今なんて…ちょっとまって…美東秋…どこかで…あ！！！！私は今朝見たピンクのケータイを取り出した。