ありがとう

掴んでくれたが、身体中に強い痛みが走った。



そして、意識が遠くなる。



「やだぁ!レオ!死んじゃいやぁ!!!」



うっすら目を開けると頭から血を流して



泣きながら僕を揺するゆいちゃんがみえた。



ねぇ、ゆいちゃん。