「…仲、いいんだね?友達みたい。」
「何を言う!あくまでも主と使用人だ。」
「…何気八神落ち込んでない?」
八神、友達みたいになりたかったんだね。
ドンマイ。
「まぁ、いいや。血も止まって固まってきたし。それなりに動くし。再開する?」
怪我した手はもちろん赤黒くなっているが。
何かあったとしても片手と足がある。
使えるものはすべて使う。
それが私の武道のモットーかな?
「ゼロ、俺がやる。」
八神が前に出た。
手は何も持っていない。
「そーいやさー、八神って面白い性格してるよね。」
「なんだ。」
「例えるなら、…クラスに一人はいそうな?大人しくて、無口に見えて実は心のなかでは腹黒いこと考えてそうな?そんな感じだよね。」
だって腕組んで観戦してんのかと思ったら執事と私の会話に色々顔色変えたり突っ込んだりしてるもん。
腹黒いよ。絶対そうだよ。
「…ゼロ。何か借せ。何でもいい。いっそ刃物でもいいから。イラついてきた。」
ほらね。
刃物使う時点で腹黒そうだよね。
「何を言う!あくまでも主と使用人だ。」
「…何気八神落ち込んでない?」
八神、友達みたいになりたかったんだね。
ドンマイ。
「まぁ、いいや。血も止まって固まってきたし。それなりに動くし。再開する?」
怪我した手はもちろん赤黒くなっているが。
何かあったとしても片手と足がある。
使えるものはすべて使う。
それが私の武道のモットーかな?
「ゼロ、俺がやる。」
八神が前に出た。
手は何も持っていない。
「そーいやさー、八神って面白い性格してるよね。」
「なんだ。」
「例えるなら、…クラスに一人はいそうな?大人しくて、無口に見えて実は心のなかでは腹黒いこと考えてそうな?そんな感じだよね。」
だって腕組んで観戦してんのかと思ったら執事と私の会話に色々顔色変えたり突っ込んだりしてるもん。
腹黒いよ。絶対そうだよ。
「…ゼロ。何か借せ。何でもいい。いっそ刃物でもいいから。イラついてきた。」
ほらね。
刃物使う時点で腹黒そうだよね。


