2人の男子に告られました。

みんながある程度、食べ終わると副会長が言った。
「王様ゲームしよ!」
企画力がある副会長だからできる発言だ。
うちの生徒会メンバーは全員で16人。
みんな、かなり仲がいい。
だからこそ色々なことを成功することができたと思う。
「やろうぜ!」
「おもしろそう!」
16人全員で集まるのはこれで2回目。
1回目は中3の冬休み。
生徒会を2年生に引き継いで生徒会を引退した時だ。
あの時は『打ち上げ』という形でしたから反省とかが多かったかな。
でも今はお気楽に高校のことをはなしている。
受験から解放されたからであろう。
「じゃーん!紙ナプキンでクジ作ったよ!」
王様のクジには赤く塗られている。
他の人は①〜⑮までの番号がふってあった。
「はーい。どれがいいか選んで!!」
私は適当にクジを掴んだ。
「「「「王様誰だ?」」」」
みんなで恒例のこの言葉を言って一斉にクジを引く。
「王様、俺じゃん!」
引いたのは保健体育委員会の男子委員長。
なんであんたが引くかな。
こいつ、めんどくさいんだよね。
「じゃあ、③⑤⑪の人が今からつくるドリンク飲んで!」
笑いながら言うが、恐らく美味しくないだろう。
ちなみに私の番号は⑭だから飲まなくていい。
よかったぁー。
でも、誰が飲むんだろう。
「あぁ、私③だよ。」
該当者の1人は仲がよかった女子の書記。
ドンマイ、としか言いようがなかった。
でもこのあと私が該当するかも。
③⑤⑪の3人は色々なジュースを混ぜた『ミックスジュース』を飲んだ。
色はちょっと、いや、かなり不気味だ。
あぁ、該当しなくてよかった。
こればっかりは運だな。
「うっわ、まず!」
「全部飲んでくださいねぇ!」
王様が言った。
だから、こいつが王様だとめんどくさいんだよね。
「いやー、王様はいいね!」
そういって、2回目のクジを引く。
「「「「王様誰だ?」」」」
私の番号は②。
お願いします、当たらないようにして下さい。
「王様じゃんっ!」
次の王様は副会長だ。
副会長は面白いことさせるよね。
見てる側は楽しいから、おねがい当てないで!
「んじゃ、②と⑭はどっちがが次指名されるか王様になるまで」
えー、なにされされるの?
ていうか、このあと両方指名されなかったら終わるまで?
「手、繋いでおいて下さい」
はぁ、やっぱ企画性はあるけど。
でも、でも、でも、恥ずかしいし。
周りのみんなは「きゃー」とか「おー!」とか言ってるし。
「誰?②と⑭」
「②は私です。」
名乗り出るとみんなの歓声があがる。
「僕、⑭。」
次に名乗りでたのは雅だった。
「涼華と雅は手を繋いでおいてくださーい!」
みんなテンションが高い。
「はい、クジもどして!」
クジを戻してから、雅いった。
「僕としてはラッキー♡」
あー、前の雅とここは変わらないよぉーーー!!!