2人の男子に告られました。

「どーも」
「月島くん、話って何?」
昼休み、岩本ミカを裏庭に呼び出した。
岩本ミカはかわいこぶりっ子で答えてきた。
ぶりっ子しても、揺らがねぇし。
俺、涼華一筋だし。
誰がお前なんかに揺らぐかっ!
「おまえさ、涼華になんかした?」
俺が聞くと岩本ミカの笑顔が少しゆがんだ。
「してない」って答えるけど顔に書いてあるし。
わっかりやすっっ!
「したな?」
「したって言ったら?」
なんで、そーゆー惑わすよーなこと言うの?
いま、そう言う事いらねぇよ。
まぁ、のってやろうか・・・・。
「お前と一緒だ。」
岩本ミカは「は?」という顔をしていた。
「好きな奴がいたら、お前も守りたいって思うだろ?
それと同じ。お前には何もしない。ただ・・・」
岩本ミカは不思議そうな目で俺を見つめる。
「ただ・・・、お前を恨むかもな」
笑いながら言うと、岩本ミカは全てを泣きじゃくりながら話した。
不思議なのは『ウザいことを言われた』って。
『ウザいこと』ってなんだろう?
とりあえず、涼華に聞いてみるしかねぇ。

岩本ミカと話した後、薫さんと麻呼さんに話した。
岩本ミカから聞いたことをすべて話した。
そして、お願いをした。
「これは、俺が解決したいんです。
だから、涼華には話さないでください。」
頭を下げた。
俺にこんな資格ねぇ事くらいわかってる。
でも・・・・。
2人は快く受け入れてくれた。
ただ、1つ条件があった。
『絶対に涼華を泣かせない』ことだ。
薫さんと麻呼さんと涼華の友情を強く感じた。
『泣かせない』って保証はできねぇ。
でも、もう悲しませたりなんかしねぇよ。