大好きな君へ〜私はもう大丈夫だよ〜

真『で、春風潰せばいいか?』


この人は一体何を言い出すのでしょうか。

私のこと考えてのことだろうけど、物騒だよまったく。


恋「大丈夫だよ……たぶん。悠もいるし」

真『ならいいけど……あいつらも悪い奴らじゃねぇし、出来るなら仲良くしてやれよ』

恋「…………うん」

真『じゃあ、今日の夜にな。今日はサボるなよ?』


真の笑い声が聞こえる。

人をからかうのが好きなんだから……


恋「サボらないし!」


私も笑って返した。

携帯を閉じ、もう一度携帯を見て笑みがこぼれる。



さぁて、早く起きたから悠のためにもご飯作ろうかな。

私が仕事を休んでいる時、朝ご飯を作るのは私だった。

悠も料理はできる。

なんで私がすることになってるんだっけ?


考えながらTシャツの袖を捲り……

私はここであることに気づいた。


恋「私……着替えてないよね……?」


まぁ、悠だろうし、いっか。

減るもんじゃないし。

楽観的な私だった。