夏の青い恋

「どうした?暑くて疲れたか?」

こうやって、優しく気にかけてくれるところ凄く凄く嬉しい。

でも……。それは、葵さんにとっては辛いことなんだよね。


だけど、雅には好都合で。雅の好都合は、あたしの不都合になる。


「ご、ごめんっ!!」


あたしは、机の上におにぎりののっているお皿をおいて走り出した。


わからない。


自分の気持ちがわからない。

雅の幸せそうな顔をみたい。でも、雅が幸せそうな顔をするときは葵さんといるとき。


……気持ちを整理させよう。


あたし、告白した方がいいのかな。


それで、それで、きっぱり振られて諦めよう。