夏の青い恋

「宮原先輩!テーピングお願いします!」


「あ、うん!今行く!」


今ではこんな風に1年生からも距離をとらずに話しかけてもらえるようになってきた。


「よし、じゃあ、止めるよ?これで平気かな?あとは、冷却スプレーかけるから。
これ以上ひどくなると、明後日何があるかわからないし、
ちゃんと備えておいてね!」


救急バッグから冷却スプレーを見つけてシューっと、かけた。


「ありがとうございます!3年生のためにも俺ら、全力を尽くします!まじ、宮原先輩には感謝してます!」


『感謝してます!』


その言葉はごく普通の当たり前のように使われる言葉だけど



今だけは、あたしの心に深く刻み込まれた。