夏の青い恋

もう、見ていられなかった。沙織は意識が飛びそうなほどびっくりしてる。それもそうだよ。


沙織は前に言ってた。

『光はピュアすぎてキスの仕方もわからないんだって!
あたしたち、三年もたつのにまだしてないんだよー。』って。
付き合ってから三年たったときに言ってた。


それなのに、今は、こんなにいやらしいキスをしてる。


最低だ……。


「あんたねぇ!いい加減にしなさいよ!なんなの!?沙織の前で!わざとそんなことしてんの!?
あんた、この前もあたしに会ったとき、別の女といたわよね!あり得ない!最低よ!
なにが、ピュアだよ!ふざけんな!!」


あたしの堪忍袋の尾が切れるのに時間はかからなかった


こいつに、ただ、ただムカついて仕方がない。