夏の青い恋

「宮原ちゃん、練習来い!そしたら、わかるよ。自分の気持ちに!」



「え?あたしの気持ち?なんで?」


野球の練習見たらなにか、わかるのかな?体育祭の時とは違う風景に見えるのかな?


「いいから!ほら!」


あたしの手を掴んで走り出す小川くん。


びっくりしすぎて、言葉もでない。


「ほら、見てみ?」


グラウンドのフェンス越しにあたしは、練習風景を眺める。


いつもと、変わらない光景だと思うけどな……。























……あ、違う。違う。違った。


目の錯覚かな……。

いつも、教室でふざけてるキミが真剣に練習してる姿を見つけたとき……。


あたしの心臓が高鳴る音がした。