「お待たせ~!」
水色の淡い色をした浴衣を沙織に着せてもらったあたしたちは急いで花火大会が行われる神社に向かった。
「お!浴衣ジャーン」
ニヤニヤしながら迎えてくれたのは小川くんだった。
履きなれない下駄が少し擦れていたいけど……
そんな歩かないだろうし。
「菜乃花、似合ってんね」
私のとなりに来た雅がボソッと声をかけてくれた。
「あ、あ、ありがとう」
いつもみたいに話せなくなるのはきっと返事をするから。
ふぅ……どうしよう。
どう切り出そうかな……。
「じゃーこっからは二人ずつな!俺とさおりんで行くからあとは、二人で楽しんで!」
「え?おい、夏樹!」
う、嘘でしょ!?
沙織はあたしに向かってウインクしてくるし……うぅ……本格的にやばいぞ~これは。
「とりあえず、なんか食べる?」
静かになってた空気を雅がほぐしてくれた。
「うん、あ、リンゴ飴!食べたい!」
水色の淡い色をした浴衣を沙織に着せてもらったあたしたちは急いで花火大会が行われる神社に向かった。
「お!浴衣ジャーン」
ニヤニヤしながら迎えてくれたのは小川くんだった。
履きなれない下駄が少し擦れていたいけど……
そんな歩かないだろうし。
「菜乃花、似合ってんね」
私のとなりに来た雅がボソッと声をかけてくれた。
「あ、あ、ありがとう」
いつもみたいに話せなくなるのはきっと返事をするから。
ふぅ……どうしよう。
どう切り出そうかな……。
「じゃーこっからは二人ずつな!俺とさおりんで行くからあとは、二人で楽しんで!」
「え?おい、夏樹!」
う、嘘でしょ!?
沙織はあたしに向かってウインクしてくるし……うぅ……本格的にやばいぞ~これは。
「とりあえず、なんか食べる?」
静かになってた空気を雅がほぐしてくれた。
「うん、あ、リンゴ飴!食べたい!」