夏の青い恋

「雅は、あたしの好きな人知ってながら聞いてるの?
それとも、ただわからなくて聞いてるの?」

「わからなくて聞いてられるほど、余裕ねぇから。
祐希が好きなんだろ?応援するから。」

……え?なんで、いつあたしが祐希を好きって言ったの?
まさか、勘違いされてる?

「ちょっと、雅!あたしは……」

「俺が勝手に二人で海に入ろうって言っちゃって悪かった。」

「だから、違うよ!あたしの好きな人違うんだよ!ねぇ!雅!」

「そんな、嘘つく必要ないだろ。」

どうして、そんなに冷たい目をしているの?
なんで、雅は信じてくれないの?

恐怖で胸が押し潰されそうだよ。

「あたし、上がるから。」

今の雅は、壊れてるよ。どうしちゃったの……。


あたしは、今もずっと雅が好きなのに。