フラフラとした足を運んで教室に戻ってきた。
いつの間にか西陽がさして教室がオレンジ色に輝いていた。

頭を冷やしたい。
六月中旬の午後。屋上のプールならあいている。


あたしは、迷わず走り出した。

屋上に続く階段を無我夢中に走った。


ドアを開けて思いっきり制服のまんま

























































青に包まれた。