夏の青い恋

菜乃花side


「よろしくお願いします!!」


沙織の張り切った声が空き教室から聞こえた。


やっぱり、あの二人はお似合いだなって改めて思った。


あと、1ヶ月ほどしかない野球部での学校生活。


もしかしたら、1週間後の大会に負ければそこで終わり。


支えなきゃいけないことはわかってる。

でも、なんか雅とちゃんと接することできるかな……。


「宮原さん、俺決めたんだけど。」


急に後ろから声をかけられてびっくりした。

「ど、どうしたの?月浦くん……。」


いつもより、真剣な目付きできっとドキドキしてるんだろうけど……

なんか、あたしまでドキドキしてる