夏の青い恋

菜乃花には本当に、なにもかも見透かされてる。


「菜乃花、ありがとう。」


「あ!沙織がようやく笑った!ここ最近、笑顔を見てなかったんだよ~?」

菜乃花はこれほどまでにあたしを心配してくれていた。
桐山くんとのこともあったのに……どこまで優しいんだか。


「あたし、行ってくるね‼」


「うん、次はあたしの相談にのってね‼」


親友ってこういうものだな……。


あたしは、菜乃花の親友になれて本当に、よかったと思ってる。


もう、揺らがない。次こそ心からきれいな恋愛をしてやる。


光のことは、忘れたりしないよ。
思い出として大事なものとして心においておくことにしたよ。


大好きだったよ光。






大好きだよ夏樹。