夏の青い恋

大事な人が病魔におかされている
それに余命と言う悪魔が体を乗っ取っている。

そんな状況でどんな言葉をかければいいのか、
わかるわけないよね……。



でも、


「出来ることから始めればいい。
病気から救えとか、そんなことは求めてない。
少しでも光くんの気持ちが落ち着くようなことをしてあげればいいと思うの。」


沙織なら、わかるはずだよね?


5年間も一緒にいた。隣にいたんだから……。


辛いときも支えあったはずだから。


「……明日から、お見舞いにいこうと思う。
どんなに嫌がられてもあたしは、やめない。」


「そうだよ!その勢いだよ!」


沙織の目は、涙なんかなく溢れだした希望が見えた。