「そう言えばさ、お菓子と一緒にもらったデッカい肉まん、希がすごい気に入ったみたいで、買ってって言うんだけど、あれ、どこの?」
「あぁ、あれ? あれは駅前の中華料理屋さんのテイクアウトだよ。」
「へぇ、あんなの売ってるんだ。」
「良かった。気に入ってもらえて。あんまり外食する余裕とかないから、たまに美味しそうなもの、テイクアウトで買うんだけど、あれは私の中でもヒットだったから。」
「そうか、じゃあ、今度行ってみよう。」
あの日、前に食べて美味しかった肉まんと点心を大急ぎで買って帰ったけど、オムライスでお腹がいっぱいになっちゃったから、シュークリームとマカロンと一緒にお土産として渡した。
それがこんな風に、上手く話題に繋がってくれるなんてラッキーだ。
「言われてみると、外食ってそんなに行かないな。社長とか先輩の家に呼ばれることは結構あるけど。」
「へぇ、本当に家族ぐるみの付き合いなんだね。」
「うん。社長は奥さんと二人暮らしで寂しいからって、よく誘ってくれる。先輩んとこは子供3人いて超賑やかなんだけどさ、普段、俺と二人だけだから、連れてくと希は楽しそうにしてる。」
「いい環境だね。親切な人に囲まれてて羨ましい。」
「今度、先輩んちと遊ぶ時、一緒に来る? 真ん中の年長の子が、保育時間中も希と遊ぶことがあるみたいだから、多分、翼も知ってるよ。」
「え、そうなの?」
「後で聞いてみ。」
「あぁ、あれ? あれは駅前の中華料理屋さんのテイクアウトだよ。」
「へぇ、あんなの売ってるんだ。」
「良かった。気に入ってもらえて。あんまり外食する余裕とかないから、たまに美味しそうなもの、テイクアウトで買うんだけど、あれは私の中でもヒットだったから。」
「そうか、じゃあ、今度行ってみよう。」
あの日、前に食べて美味しかった肉まんと点心を大急ぎで買って帰ったけど、オムライスでお腹がいっぱいになっちゃったから、シュークリームとマカロンと一緒にお土産として渡した。
それがこんな風に、上手く話題に繋がってくれるなんてラッキーだ。
「言われてみると、外食ってそんなに行かないな。社長とか先輩の家に呼ばれることは結構あるけど。」
「へぇ、本当に家族ぐるみの付き合いなんだね。」
「うん。社長は奥さんと二人暮らしで寂しいからって、よく誘ってくれる。先輩んとこは子供3人いて超賑やかなんだけどさ、普段、俺と二人だけだから、連れてくと希は楽しそうにしてる。」
「いい環境だね。親切な人に囲まれてて羨ましい。」
「今度、先輩んちと遊ぶ時、一緒に来る? 真ん中の年長の子が、保育時間中も希と遊ぶことがあるみたいだから、多分、翼も知ってるよ。」
「え、そうなの?」
「後で聞いてみ。」

