「我久さん、組長が見えました」
部屋の外で待機していた旬の声が響いた。
ただの恋する男子高校生のようになっていた我久は、くっと気を引き締めた。
辰久がどう切り出してくるのか、それに我久がどう返すのか。ここが日和を守る為の勝負どころだった。
重たい空気が立ち込める中、我久と日和は横に並んで座り、辰久と向かい合った。
三人のそれぞれの思いが交錯する緊張感漂う空間となった。
「嬢ちゃん、日和といったか。そんなに緊張せんでも良い。二人を引き離そうなどとは考えてない」
「…」
昨日まであれだけ殺気を向けておいて、緊張するなと言う方が無理があった。
日和が怖がっているのは、隣にいる我久にもひしひしと伝わってきていた。
部屋の外で待機していた旬の声が響いた。
ただの恋する男子高校生のようになっていた我久は、くっと気を引き締めた。
辰久がどう切り出してくるのか、それに我久がどう返すのか。ここが日和を守る為の勝負どころだった。
重たい空気が立ち込める中、我久と日和は横に並んで座り、辰久と向かい合った。
三人のそれぞれの思いが交錯する緊張感漂う空間となった。
「嬢ちゃん、日和といったか。そんなに緊張せんでも良い。二人を引き離そうなどとは考えてない」
「…」
昨日まであれだけ殺気を向けておいて、緊張するなと言う方が無理があった。
日和が怖がっているのは、隣にいる我久にもひしひしと伝わってきていた。


