吉田に頼まれてプレゼントに相応しい花の種類を聞きに行ったあの日から、ワスレナグサを貰った一昨日まで。
積極的に行動していたのはいつだって我久だった。日和はそんな我久に応えたにすぎない。
その応えに、何か裏があるようには思えなかった。我久の目にはいつも、純粋な瞳で花を眺める日和の姿が移っていた。
そんな人を、警視総監の娘だからという理由だけで、自由を剥奪するなんて許せない。日和にこんな部屋は似合わないよ。
「わからないだと!?
そんな嘘はもう何度も聞いた!
いい加減正直に話せってんだ!」
辰久の言葉に、我久はピクリと反応した。
「…何度も?
爺さんは、日和が何度も同じ訴えをしてるのに全部無視してるのか?
それこそおかしな話だ!」
「いい加減にしろよ、我久。お前の甘さに付き合ってる暇などない。
出ていけ」
辰久は睨みだけで、その場にいる男たちがすくんでしまうほどの殺気をたたせる。
だが我久は、そんな辰久から目を逸らすことなく日和の側に立ち続けた。不思議なことに、恐怖心は皆無だった。
積極的に行動していたのはいつだって我久だった。日和はそんな我久に応えたにすぎない。
その応えに、何か裏があるようには思えなかった。我久の目にはいつも、純粋な瞳で花を眺める日和の姿が移っていた。
そんな人を、警視総監の娘だからという理由だけで、自由を剥奪するなんて許せない。日和にこんな部屋は似合わないよ。
「わからないだと!?
そんな嘘はもう何度も聞いた!
いい加減正直に話せってんだ!」
辰久の言葉に、我久はピクリと反応した。
「…何度も?
爺さんは、日和が何度も同じ訴えをしてるのに全部無視してるのか?
それこそおかしな話だ!」
「いい加減にしろよ、我久。お前の甘さに付き合ってる暇などない。
出ていけ」
辰久は睨みだけで、その場にいる男たちがすくんでしまうほどの殺気をたたせる。
だが我久は、そんな辰久から目を逸らすことなく日和の側に立ち続けた。不思議なことに、恐怖心は皆無だった。


