我久はいかにも極道なこの部屋が好きではなかった。長らく入ることさえ拒否してきたが、もう今は、目の前のことしか見えていなかった。
「我久か…。誰もこの部屋には入れるなと言ったはずだが。
今、その嬢ちゃんと大事な話してんだ。さっさと出ていけ。邪魔だ」
低く渋みのある声で辰久は、退室を命じた。
「俺も同席する。どうして日和がここに連れて来られてるのか知りたいし」
そう言うと我久は、組のトップである辰久の部屋へとズカズカ進み、日和を庇うように立った。
誰もが恐れる辰久に、一歩も臆することなく立ち向かうつもりらしい。
部屋の端では旬や蘭、他にも駆け付けた男たちが静かに様子を見守っている。
「あぁ?
どうして嬢ちゃんが連れて来られたかだと?
日和なんて呼びやがって。お前も厄介な女に引っ掛かかったもんだ。
それもこれも、お前らがちゃんと調べなかったから悪いんだけどな!」
まだ倒れて動けないでいる男たちに向かって吐き捨てた。
「我久か…。誰もこの部屋には入れるなと言ったはずだが。
今、その嬢ちゃんと大事な話してんだ。さっさと出ていけ。邪魔だ」
低く渋みのある声で辰久は、退室を命じた。
「俺も同席する。どうして日和がここに連れて来られてるのか知りたいし」
そう言うと我久は、組のトップである辰久の部屋へとズカズカ進み、日和を庇うように立った。
誰もが恐れる辰久に、一歩も臆することなく立ち向かうつもりらしい。
部屋の端では旬や蘭、他にも駆け付けた男たちが静かに様子を見守っている。
「あぁ?
どうして嬢ちゃんが連れて来られたかだと?
日和なんて呼びやがって。お前も厄介な女に引っ掛かかったもんだ。
それもこれも、お前らがちゃんと調べなかったから悪いんだけどな!」
まだ倒れて動けないでいる男たちに向かって吐き捨てた。


