若の瞳が桜に染まる

「うん、話はわかったよ…。

色々と勘づいているみたいだし…、隠そうとするだけ無駄なのかな」

そう言って我久は姿勢を正し、一呼吸置いた。

いつかこういう日がくるとは思ってたけど…。
今日で二人との繋がりは終わりか…。

「俺は…、天祢組組長の孫で若頭をやってる。

日和との関係は…、夫婦だ」

我久は真剣に、全てをなげうつ覚悟で自分が天祢組の若頭であること、日和とは結婚していることを告げた。

「夫婦!?」

二人とも揃って反応したのは、我久と日和の関係性の方だった。