「二人を放してやってくれ…」
どうにか正気を取り戻した我久は、取り敢えず不審者ではないと組員を説得し、二人を解放させた。
それから、話を聞くために部屋に招き入れた。
「どうして不審者だと思われたかというと…」
それから我久は、二人から捕らわれるまでに至った経緯を聞いた。
家を突き止めようとした動機が好奇心からだと供述する二人の話を聞いた我久と日和は、すんなりとそれを信じてしまった。
我久は、楠井には日和と今以上に親しくなるのきっかけを探す目的があったかもしれないと、うっすらと感じはしたもののその程度。
我久も日和も、自分自身に好意が向けられているなどとは微塵も感じていなかった。
それにしても、覗きに加えて尾行まで、本当に不審者まがいのことをしていたことには驚きを隠せなかった。
「本当にごめんなさい」
だが、謝罪をしてくれる二人を前に、我久は逆に申し訳なく思っていた。
もとはといえば、二人に隠し事をして嘘をついているのは自分なのだから。
どうにか正気を取り戻した我久は、取り敢えず不審者ではないと組員を説得し、二人を解放させた。
それから、話を聞くために部屋に招き入れた。
「どうして不審者だと思われたかというと…」
それから我久は、二人から捕らわれるまでに至った経緯を聞いた。
家を突き止めようとした動機が好奇心からだと供述する二人の話を聞いた我久と日和は、すんなりとそれを信じてしまった。
我久は、楠井には日和と今以上に親しくなるのきっかけを探す目的があったかもしれないと、うっすらと感じはしたもののその程度。
我久も日和も、自分自身に好意が向けられているなどとは微塵も感じていなかった。
それにしても、覗きに加えて尾行まで、本当に不審者まがいのことをしていたことには驚きを隠せなかった。
「本当にごめんなさい」
だが、謝罪をしてくれる二人を前に、我久は逆に申し訳なく思っていた。
もとはといえば、二人に隠し事をして嘘をついているのは自分なのだから。


