だからどうしても言い方に棘が出てくる。
「じゃあ幸福は?
人を幸せにばっかして自分不幸って、笑えねーよ」
「うん。
いつか、幸せになれるといいいね」
「…別に幸せなんか求めてねーし」
大したことを言われた訳ではないのに、やはりどうにも落ち着かない。
何でも素直に受け止めて、思ったことを素直に表現する日和に、まるで自分の深層心理を唱えられているようで、不快。
ただ、不快でありながら、どこか嬉しいような恥ずかしいような。悪い気がしない自分もいることに、蘭は戸惑いを隠せなかった。
「じゃあ幸福は?
人を幸せにばっかして自分不幸って、笑えねーよ」
「うん。
いつか、幸せになれるといいいね」
「…別に幸せなんか求めてねーし」
大したことを言われた訳ではないのに、やはりどうにも落ち着かない。
何でも素直に受け止めて、思ったことを素直に表現する日和に、まるで自分の深層心理を唱えられているようで、不快。
ただ、不快でありながら、どこか嬉しいような恥ずかしいような。悪い気がしない自分もいることに、蘭は戸惑いを隠せなかった。


