あなた誰ですか…?


『あ、それ?
ケーキ!
おいしいんだよ^^』


君がこのケーキを食べて

記憶を戻してくれたら…

そう思って買ってきた。


僕はケーキの箱を開け

近くにあったお皿にケーキをのせて

君にそっと差し出した。