「愛美……………」 小さく呼んでみたけど 君はずっと外を見たままだった。 僕は君の隣に座った。 君の横顔を見つめていたら 涙が溢れてきた。 君にばれないように 服の袖で涙を拭った。 だけど君には分かってたみたい。 君は不思議そうな顔をして言った。