Parallel love


「もう嫌だ、怖い。
死にたくない。

何で……なんで俺だけ⁇

他の奴でも、良かっただろ……何で、何で……。」

頭で思っていることを口に出して、声に出してみたところで何も変わらない。

悔しい。

自分でどうにか出来る問題じゃない、ってことは分かっていても悔しい。

そして、腹立たしい。

自分の嫌いな奴が癌になれば良かったのに、とか 思ってしまう。