Parallel love


勝手に両親の会話に乱入して、喚くだけ喚いて 自分の部屋に向かった。

「何で……何でだよ……、何で……⁇
怖い、怖い……死にたくない、死にたくない……。

凛花は……凛花はどうするんだよ……‼︎」

俺は、泣いた。
すげー、久しぶりに泣いた。

「……クソッ、クソッ……」

行き場のない怒りを 壁にぶつける。
壁を何度も何度も殴って、手からは血が出てきた。