夜、父さんが帰ってきてから 母さんは俺に部屋から出て行くように言った。 そして、2人は話し始めた。 「拓斗……あと1ヶ月しか生きられないんだって。」 「どういうことだ⁇」 冷静な父親。 「悪腫瘍が全身に転移しているらしくて、その……末期、っていうらしい。」