恋story ~3つの恋する話~

「でも、飛びだしてはいけませんよ!めっ!」

「っっ!!」

真琴に頬をパチンとされた

パパ達にも叩かれたことないのに…

でも、怒られたことがない私は少し嬉しかった

「これ、お守りです」

「…可愛い」

真琴が付けてくれたのは薄ピンクの貝殻のネックレス

あとから聞いたら、お母さんの形見だったらしい

あの時思えば、私はあれ以来真琴を好きになったんだと思う