恋story ~3つの恋する話~

「それでも俺は好きだよ」

涙を流しながら私に思いを伝えてくれる優しい龍輝

「私も龍輝が好きだっ…」

「…うん、知ってるよ」

月が綺麗な夜

私は初めて思いを伝えられた

「で、コレは戻らないわけ?」

龍輝は、落ち着くと私の髪を触りながら言った

「血を飲んでないとか…そーゆーので力が制御できなくて」

「…血?」