恋story ~3つの恋する話~

龍輝は優しく頭をなでる

怖かった時にも出なかった涙がこぼれる

「私はこれからも死なないんだぞ…?」

「うん…」

「お前と結婚してもずっといられないんだぞ?」

「うん…」

「いても幸せに…」

「それ以上はもういいよ」

一緒にいたらいけない

闇の貴族、吸血鬼と人間は暮らせない

それは分かっているのに…

思いが止まらない