恋story ~3つの恋する話~

「ありがとう」

私は佐賀くんに向かって笑顔で言った

佐賀くんはハテナを浮かべていたけど…

「今、助けてくれてありがとう」

多分佐賀くんが助けてくれなかったら、私は駿河先輩にやられてた

こんなイイコいないのに…

「それは上野だったから…」

恥ずかしそうに顔を背けモゾモゾという佐賀くん

「え?どういう…」

「だーかーら!俺は上野…弥生が好きなの!」