恋story ~3つの恋する話~

「もう顔を出すなっ!」

佐賀くんは駿河先輩にそう言い残すと、グッタリしてる私をお姫様抱っこした

「上野、ごめんな…」

謝る佐賀くんはとても悲しそうな顔をした

「なんで謝るの?私は佐賀くんに助けてもらったし…それに悪いの私だし」

そう、遠ざけたのは私

そんな事をしなければ私はこんな目に合わなかったかもしれない

「上野の言った件、あれ半分嘘なんだよ」