恋story ~3つの恋する話~

だってそんな子に見えなかった…

それと同時に気持ち悪いという思いもあった

「おい!上野!」

がしっと掴まれた手首

私はそれでも振り向かなかった

「離して」

「嫌だ」

「離してって…」

少し振り向き佐賀くんをみる

その綺麗な瞳は私をじっと見つめていた