恋story ~3つの恋する話~

言っちゃいけないことだったのかも知らない

でも、口から勝手にこぼれていた

こんな子を振るなんて…

「別に普通に…好きじゃなかったんだろ」

俯いて言う佐賀くんだったけど、何かを隠しているようにも見えた

「佐賀くん…」

「おー!弥生ちゃーん!」

私が佐賀くんに触れようとした瞬間、部長さんが私に飛びついた