アイドルと音痴

「そっかぁ…」

「…はい」

本当に私はに約束したんだろ…

「俺にはわからないけどさ鈴華ちゃん…思い出せるといいね。」

「はい。多分大事な約束なんです。」


そう言うと壱斗さんは優しく微笑みながらそっかと呟いた。

その後も私は壱斗さんと日が暮れるまで話した。友達の話、仕事の話、沢山話した。

「鈴華ちゃんが通う高校俺の母校だ…!」

「え、ほんとですか?!」

「うん!懐かしいなあ…。」

「壱斗さんは高校生の時恋人とかやっぱりいましたよね??」

「…っ。おらへんよ。ほ、ほら俺アイドルやし…」

壱斗さんは気まづそうに答えた。
これは聞いたらダメなことなんだ…。

「あ、そうなんですか。」