"キーンコーンカーンコーン"
"キーンコーンカーンコーン"

チャイムがなって全員が席についたその時…

'''''ガラガラガラガラ…'''''
20代でバスケの格好をして、爽やかでクールなオーラをだした男の先生が入ってきた。
亮ちゃんとは正反対…?なのかな…?
「起立!礼!」
『お願いします!! 』
安田くんの号令にあわせてクラスメイトが挨拶をした。
「よし、始めよーか!」爽やかな笑顔でそう言った。"かっこいい!"小声でつぶやいたクラスメイトが意気投合した。
「確かここは亮のクラスだったよな?」「はい!亮ちゃんのクラスっす!」安田がそう答える。「そーかそーか!なら、俺らが幼馴染みってことも知ってるよな?」『はい!! 』「ふっ(笑)元気のいいクラスだな!」なに…あの笑い方可愛い!私はそう思った。
「よし!自己紹介しよーか!俺は柳田 奏です!担当は英語、バスケ部の顧問やってます!バスケ興味あるやつはぜひバスケ部へ!あ、俺はみんなから''''かなちゃん先生とか、かなちゃん'''って言われてるけど好きなように呼んでな!以上!」

''''''パチパチパチパチ'''''''

「質問タイムしたいか?(笑)」かなちゃん先生が言った。食いついたのはやっぱり…「したいっす!!」安田くんでした。(笑)「よし!じゃー質問あるやつ挙手!」「はーい!彼女はいますかー?」安田くんがお決まりの質問をした。「さっきからお前しか喋ってねーじゃんか!(笑)ま、いいわ!彼女はいません!」「まじすか!?その顔で?!!」目を見開いでびっくりする安田くん「おぉーい!それは褒めてんのか?けなしてるのか?(笑)」間もなくかなちゃん先生が言った。「褒めてるに決まってるじゃないっすか!イケメンっすもん!」「ほんとに思ってんのか?(笑)あ…。そーやって成績あげようと思っても無駄だぞ?(笑)」かなちゃん先生が笑いながら言った「そ、そんなことないっすよ!」"図星かーい!"私は心でつぶやいた。