1位  松城 佐久良
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「佐久良また、1位だったねー、すごーい!」

私の親友の美紀(みき)は、自分のことのようによろこんでいた。

美紀はいつも丁度真ん中ぐらいの成績。

それは、私が教えているから。教えていなかった…最下位

「美紀は?」

美紀の成績を聞いてみる。今回はいつもより倍ほどは勉強させた。

美紀はだいたい真ん中から下のほうへと見ていったが

「無い」

最下位まで見た美紀はそう言った。

「えっ?」

美紀が無いはずが無いとさっき見たところから上位者の方を見ていっていた。

「わっ、わっ、わっ。」

美紀が変な声を出していた。