学園一人のお姫様は王子様たちの言いなりです。



な、な、なんで?!






「おい!」




「はい?!」






「お前に拒否権はない」


キャラ違くない?

てゆーか、怖い・・・








「わかったか」









「はいいいいい・・」


そういえざるをえなかった。








ダンッ





ふう・・・





やっと離してくれた。










「あーあーまたやっちゃったねー。怖がってるよ」


藤堂さんが言う。






「こいつメガネとるとキャラかわっちまうからよ。ほらよ。」



メガネを御幸さんに渡しながら神崎さんは言う。






「は、はあ。」





「で、さっきはいって言ったよね?りのちゃん」


「へ?」



ああああああああさっき私はいって言っちゃったんだーーー!!!





「いや、さっきのは・・・そのー」





「決まりだな。」




「いやちょっと!」



「心配すんな。ちゃんと守ってやるからよ。」








いやいやいや違うんだってば!!





「よろしくね。りのちゃん」





とほほ・・・・どーやらもう逃げられないようだ。