プクプク....
お風呂につかりながら色んなことを考える
こんなに明るいお母さん久しぶりに見た気がする
ずっと鼻歌祭り そんなに嬉しいか、我が母よ 拓哉が来てそんなにうれしいのか
はぁ、やれやれ
こんな雰囲気じゃ、この息苦しさのことなんか言えないし
「んーっケホッ」
きついな、なんか体がだるい
いろんなことが急に起こりすぎて頭痛いし
「お母さん、頭いたーい」
頭が痛いことをいってみたら気がつくだろうか
「熱はない
でも、ヒューヒュー言ってない?
喘息かしら?」
ぜぜぜぜ、喘息!?
「ケホッハァヒューヒューケホッ」
「美乃里前から持ってたのよ、喘息
ほらやっぱり、発作ね
起きてたの?学校でも」
「ケホッ、うんたまに」
「とりあえず発作止め飲んで明日病院行くわよ」
「う、うん」