夢を見るボクら



振り向くと、賢と俊哉。それに見知らぬ人が二人。


「誰」


「そういえば初対面か」

そういって賢は分からない私に丁寧に教えてくれた。


黒髪で背がこの中で一番小さくて目がクリクリしてるのが竜(Ryu)。

もう一人も黒髪だけど竜よりは短髪。メガネもかけて、制服を少し着崩しているのが輝(Teru)。


「朱鳥」

名前だけ言うと二人は笑顔で


「よろしく!」


私を迎えていれくれたのだ。