夢を見るボクら



ギイィィイ___

耳障りな音が響き渡る。



「わふっ」

開けた瞬間に風が舞い込んで変な声を出してしまった。


(恥ずかしい)



見渡してもまだ来てないようだったので、聞かれなくてよかったと胸をなでおろした時だった。


「おっ、もう来てたのか」