ギイィィイ___ 耳障りな音が響き渡る。 「わふっ」 開けた瞬間に風が舞い込んで変な声を出してしまった。 (恥ずかしい) 見渡してもまだ来てないようだったので、聞かれなくてよかったと胸をなでおろした時だった。 「おっ、もう来てたのか」