夢を見るボクら



「朱鳥ー!!」



どこからか私の名前を呼ぶ誰か。



「ねえ、誰か朱鳥のこと呼んでない?」

紀乃も気づいたようだ。




二人で探していると前方から見える金髪


「あ」


私の声に反応して紀乃も前を見る。

「えっ、二人知り合いなの!?」