夢を見るボクら



「食堂行こっ!」

ガバッと体を起して目をキラキラさせて、さっきとは大違い。

(コロコロ変わって面白い)


きっと声に出すと怒られるから心の内にしまっておく。




はやくはやくー!といって腕を引っ張られて食堂に着いた。


「わあ...すごい人だね」

圧倒される人の多さに身がたじろいでしまう。


「座れるかな...」

そう呟いたとき、